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なんだか、咳が止まりません。やっぱ風邪をなめてはいけませんね。
ありがたいことに、本の問い合わせをいただきます。「買ったよ!」「見たよ!」「置いてあったよ!」「うちの近所にはないよ!」「見つからない!」…。
あのぉ、みつからないの僕に言われてもなぁ。
ところで、友人とかからよく聞かれるのが
「どうして、さよならなんですか?」
本を出す際に、出版社ではまず企画書というのを作ります。これが会社内で通らないと本は出せません(多分)。この企画書の段階で、題名を一応入れておきます。仮題ですね。その仮題が「さよならミラーマン」でした。気がついたらそのまんま題名になっていた…というわけではありませんヨ。
仮題をつけた編集の人も当初は変えるつもりだったのだそうですが、この題名一番最初に気に入ったのが僕だったのです。
色々な話し合いの中で「さよなら=決別というのは後ろ向きにとらえられそう」という声はよく聞きました。ただ、僕が比較的に頑固に「変えたくない」と固辞したのがこの題名だったのです。
文章にすると難しいのですが、個人的に「さよなら」という言葉が「別れ」とは別の意味でこだわった部分なのです。この題名が決まるまで(僕の中ではこれで決まっていたけど)がそのまま編集メイキングになりそうです。
というわけで、しばらくは「さよならミラーマン誕生」(変だ…)と題して、本が出来上がるまでを追いかけてみましょう。
羽田インベーダーズは「恥ずかしいから嫌だ」と笑ってましたが、こちらは初めての本を作る作業ということで、興味津津だったのです。
つづく。
ありがたいことに、本の問い合わせをいただきます。「買ったよ!」「見たよ!」「置いてあったよ!」「うちの近所にはないよ!」「見つからない!」…。
あのぉ、みつからないの僕に言われてもなぁ。
ところで、友人とかからよく聞かれるのが
「どうして、さよならなんですか?」
本を出す際に、出版社ではまず企画書というのを作ります。これが会社内で通らないと本は出せません(多分)。この企画書の段階で、題名を一応入れておきます。仮題ですね。その仮題が「さよならミラーマン」でした。気がついたらそのまんま題名になっていた…というわけではありませんヨ。
仮題をつけた編集の人も当初は変えるつもりだったのだそうですが、この題名一番最初に気に入ったのが僕だったのです。
色々な話し合いの中で「さよなら=決別というのは後ろ向きにとらえられそう」という声はよく聞きました。ただ、僕が比較的に頑固に「変えたくない」と固辞したのがこの題名だったのです。
文章にすると難しいのですが、個人的に「さよなら」という言葉が「別れ」とは別の意味でこだわった部分なのです。この題名が決まるまで(僕の中ではこれで決まっていたけど)がそのまま編集メイキングになりそうです。
というわけで、しばらくは「さよならミラーマン誕生」(変だ…)と題して、本が出来上がるまでを追いかけてみましょう。
羽田インベーダーズは「恥ずかしいから嫌だ」と笑ってましたが、こちらは初めての本を作る作業ということで、興味津津だったのです。
つづく。
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1971/12/05
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現在、発売中の『さよならミラーマン』の86頁ー当時の制作主任、設楽氏と助監督、北村氏の対談において以下の件~
”~志村さんは、下に優しく上には厳しい人なんです。絶対お世辞を言わない、珍しい人でした。損と言えば損ですよね。世渡りベタというか。あ、この人も出世しない人だ(笑)。*(山浦さんとの対談参照)
とあります。これは脚本家の山浦弘靖氏との対談において設定上「出世しない人」という言葉があり、それにリンクするものとして捉えておりましたが、86頁においてもスタッフ思いであり、スタッフの為に上にも媚を売らない凛とした性格ーそれ故にスポンサーなど上とはぶつかることも多く、才能があるのに出世はしずらいー
という意味として対談時の通り記述させていただきました。
ですが、とらえようによっては誤解を招く文章でもありますし、また発言者となった北村氏にもご迷惑をかけかねない要素も含まれておりますので、ここに弁明並びに不用意な文法となったことをお詫び申し上げます。また、この文章を読まれて御不快に思われた方には、真意は異なるということと、不用意な文法である点に関してお詫びを申し上げるとともに、ご理解賜りたくここに敢えて記載させていただきます。
株式会社大洋図書
「さよならミラーマン」編集スタッフ一同
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